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 実家の仏壇のロウソクが勝手になくなるらしい。先日もなくなって、そのときは何かの勘違いだと思っていたのに、これで2回目らしい。
 火は確かに消しているし、燃え尽きて溶けた痕跡やロウの残りもない。ロウソク立てからひょいと手で抜いて持ち去られたみたいに忽然となくなるというのだ。
 なぜだ? と考えてもわからず、なんとなく検索してみると、同じことを経験している人がけっこういた。しかも皆さん、それぞれ短期間に続けて3回4回と。

 実家で動物は飼っていないしネズミやゴキブリもいない。いたらロウソクが勝手になくなることより驚きだ。部屋に入る可能性があるのは蚊や小さなクモぐらい。
 可能性としては両親が少しボケている? ってぐらいしか思いつかないけど、身内からみるとそこまでではないと思う。まあ、少しはあるかもだけど。
 ネットに自らの体験として同じことを書いていた方々も、普通の健全な方としか思えない。

 私は仏壇に特別な力があるなんて思っていないし、オカルト話は信じないたちだ。でもこうなると少し気になる。
 検索で見つけた話によると、同じ体験をした人の周りで2〜3カ月以内に、事故を起こす人、病気が見つかる人、亡くなる人が出てくるケースが多いという話もあり、そんな迷信じみた‥‥と思いながらも、少しだけ気になって考えた。
 3か月に以内に、家族、友人、親戚、近所までの広範囲で、事故、病気、訃報のどれかが耳に入る可能性は、そう低くもないと思う。だからこれに関しては、“こじつけ” ってこともある。
 同じ体験を報告している日記ブログ数件の、その後のログから3か月分くらいを斜め読みしてみると、親戚の不幸や、身内の軽い事故なんて話はあるけど、どう考えても本当に平穏幸せそのものって人もいる。
 気にして、こんなことをチェックしてしまう自分が情けないけど、まあどのみち数件ではなんとも言えない。

 答えは出ないけど、今考えていることはいくつかある。
 まずそれは仏壇に限ったことなのか? 人によっては仏壇以外の場所にロウソクを置くこともある。アロマキャンドルなんてものもある。その場合は太さも形も成分も違うロウソクになるけど、そっちはどうなのか。仏壇ばかりだとしたら、場所の問題なのか、ロウソクの種類の問題なのか。
 仏壇用のロウソクは “和ろうそく” といって、普通のろうそくよりは幾分溶けやすいらしい。まあ、だからと言って室温や日光ぐらいで跡形もなく溶けるはずはないんだけど。
 あとは、仏壇の上にもいろんなものがあるけど、その中でロウソクだけがなくなるのはなぜか。
 最後に、痕跡を残さずきれいさっぱり溶けたのではなく、誰かが持ち去ったのでもなく、周りに落ちているのでもなければ、一体、なにがどうなってどこに行ったのか? あの生活感溢れるなんでもない部屋で、そんなスペシャルな現象が発生するだろうか?

 頭が混乱して疲れてしまうので、ひとまずこれは “妖怪ろうそく隠し” の仕業ということにしておこう。


2016年1月14日 追記
 その後一切なにもありません。強いて言えば遠い親戚が1人亡くなりましたが、両親でもよく知らないような方でした。
2015/08/27(木) permalink
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